化物語(西尾維新)

西尾維新の作品で広く知られている作品として挙げられるのは物語シリーズ最初の一巻である化物語であると思います。このシリーズは小説に始まりアニメ、映画、様々な形で世に出ている。

西尾維新の作品の特徴を私があげるとするならばそれは、キャラクターの個性でありキャラクター同士の掛け合いだと思っています。そしてその掛け合いをより楽しめるのが化物語だと思います。メインの主人公は吸血鬼に出会い、吸血鬼になり、吸血鬼を残した高校生男子の物語です。

正義マンであり性格が捻くれていてかっこいい変態です(笑)主人公を中心とした町で起こる不思議な異と出会い、気づき、成長していく物語です。登場人物は全員個性が強く普通の人が登場しません。
吸血鬼の搾りかす、委員長の中の委員長、文房具を凶器にする彼女、アロハのおっさん、学校のスターで変態の後輩、幽霊少女、シリーズが進むと、暴力陰陽師、詐欺師、何でも知っているお姉さん、出てくる人出てくる人みんな個性的で掛け合いがすごく面白くてどんどん先を読み進めてしまう作品である。ギャグパートはもちろん面白いのだがストーリーの魅力もこの物語に引き込まれる要因である。

化物語は上下巻で構成されていてその中に2,3に分けて話が収録されている。西尾維新の魅力を感じるならこの一冊が面白く読みやすく、初めて西尾維新を読むには一番いい一冊ではないかと思います。もし化物語を読んでみて、気に入ってもらえたならシリーズ全部を、ピンとこなかった人は化物語だけでも物語は完結しているので是非読んでみてもらいたい。